Black Sabbath - 『Paranoid』(1970) 感想
ブラック・サバスの有名曲満載のセカンドアルバム。悪魔的な歌詞のイメージだったが、ベトナム戦争に対する反戦歌のような内容の歌詞もある。
代表曲である『Paranoid』や『Iron Man』も素晴らしいのだが、『Electric Funeral』や『Fairies Wear Boots』といった曲も好き。ていうかこのアルバムの曲大体好きだわ。
改めて聴いてて思ったのがドラムが力強いんだけど音がうまい具合に軽く抜けてていいんだよね。正直、ドラムとか全然分からんけど。
ブラック・サバスのメンバーはオジー・オズボーンとトニー・アイオミくらいしか知らなかったがドラマーを調べてみると、ビル・ワードって人でローリング・ストーンのランキングで34位らしい。すごいね。
ブラック・サバスってメンバーチェンジがすごい多いけど、今見たら、グレン・ヒューズとかイアン・ギラン、ロブ・ハルフォードにドラマーだとコージー・パウエル(!)とか他のバンドで活躍してるイメージの人がめっちゃいるんだね。知らんかった。
こういう作品がツェッペリンとかと同じ時期に出てたっていうのは2020年からみると羨ましいような気もするけど、ハードなロックだけどうまい具合に抜けてて空間があるみたいなロックを誰か鳴らしてくれんかなと思う。
ベストトラック:『Paranoid』、『Electric Funeral』、『War Pigs』
9.5点 /10
BLACK SABBATH - "Paranoid" (Official Video)